キャバクラの場内指名と本指名の違いって?

キャバクラの本指名と場内指名の違い

初めてのキャバクラアルバイトは覚えることがたくさんで大変ですよね?
お酒の作り方や、作法、灰皿やおしぼりの使い方などなど普通のアルバイトとは違ったマナーやルールもあるのでドキドキです。またキャバクラはただ時給が発生するだけでなく、自分次第でもっと稼ぐことができるシステムがたくさんあります。
今回の記事では、キャバクラで稼ぐために必要な「場内指名」「本指名」について説明していきます。

キャバクラの基本的な料金システム

キャバクラは基本的に60分〇〇〇〇円という料金システムです。
この60分〇〇〇〇円で1セットと呼ばれ、席代と飲み放題(お客様だけ)のドリンクがこの料金に含まれます。
お客様の支払うお金は、女の子のためにドリンクを出したり、ボトルを下ろしたりするとその料金が加算された金額になります。さらに同伴や指名、延長などをすると加算され、消費税とサービス税が加わります。

基本的な接客スタイルは、お客様一名につき女の子が一人つく「マンツーマン接客」です。まれに繁忙期や団体客が来たときなどお客様複数に対して女の子が一人つく接客を「マイナス営業」といいます。

ご来店されるお客様には大きくわけて2種類パターンがあります。
ひとつは「指名客」、もうひとつは「フリー客」です。

キャバクラの指名客

指名客は目当ての女の子がいるお客様なのでその女の子が接客します。

指名客が被ったら?

指名された女の子は1時間まるまるお客様に接客できることは少なく、ほかの指名客やフリー席に呼ばれたりする場合もあります。その間には「ヘルプ」と呼ばれる女の子が代わりに接客します。

キャバクラのフリー客

フリー客には指名したい女の子が決まっていないので、1セットの時間内で3人の女の子が入れ替わりで接客します。

本指名と場内指名の違い

目当ての女の子が決まっているお客様が、その女の子を指名することを「本指名」といいます。
別名「A指名」や「場外指名」と呼ぶお店もあります。

キャバクラの本指名

「場内指名」は指名したい女の子がいないフリー客として来店されたお客様が、交代で回ってきた女の子の中から指名することです。別名「B指名」と呼ぶお店もあります。

キャバクラの場内指名

また3人回るまでにお気に入りの子がいたら、その子を延長することができます。
その場合も「場内指名」になります。

キャバクラの場内指名

場内指名はその場のノリや盛り上がりで意外と簡単に取れることもあります。難しいのはその後で、このお客様に再度来店していただき「本指名」を頂かないといけません。

お店からの評価が高いのはもちろん「本指名」です。
フリーで来られたお客様は、キャバクラ紹介雑誌やホームページ、口コミ等をみて来店しているので、“お店”が集客したといえます。でも「本指名」のお客様は“女の子”が集客しています。セット料金や指名料も、その女の子がいなければ作られなかった売上です。

お給料の違い

「本指名」と「場内指名」ではお給料にも違いがあります。

バック

指名バックとして本指名だと上限1,500円ほど。場内指名だと本指名の半分くらいの場合か、もしくはバックがないお店もあります。

時給

本指名や場内指名などの本数をポイントで換算して、その合計で時給が決まるポイント制のお給料システムを取り入れているお店があります。例えば本指名は1時間につき1ポイント、場内指名は0.5ポイントが普通です。


まとめ

フリー席で場内指名をゲットでき、さらに本指名につなげることができる女の子は、お店からの評価がどんどん上がり指名客の席だけでなく、フリーの席にも積極的に回してくれます。

場内指名もありがたい指名ですが、やっぱり本指名のほうがもらってうれしい指名です。初めから本指名がたくさんとれることはないと思いますが、日々の積み重ねと努力が大事!頑張って本指名をゲットしましょう♪