キャバクラに嫌々来ているお客様と会話を盛り上げる方法

キャバクラに乗り気じゃないお客様との会話

「キャバクラでの会話」をテーマにした記事も今回で第3回目を迎えました。まだ読んでいないという方は是非、キャバ嬢がコミュ障の場合の記事お客様がコミュ障の場合の記事をチェックしてみてくださいね。さて、今回は「キャバクラに嫌々連れてこられたお客様(=キャバ嬢と話す気がないお客様)との会話術」についてみていきたいと思います。

会社の飲み会の2次会で先輩に無理やり連れてこられたけど、本当は来たくなかった、付き合いでしょうがなく来ているといったお客様は珍しくありません。
そんな中でも、どうせ来たからにはと楽しんでいって下さるお客様もいらっしゃいますがそんな素敵なお客様ばかりというわけにはいきません。

女の子と話したいわけでもなく、会話が盛り上がらなくてもいいと思っているお客様もいらっしゃいます。
会話を続けたいキャバ嬢と温度差がかなりあるのでなかなか大変な接客になります。

でもこんなお客様のタイプは、最初は嫌々だったけどいつの間にかハマっていたというパターンも多いので指名客ゲットのチャンス。自分のような「乗り気でなかった人も楽しませてくれる女の子」として認定され、2次会や接待でも利用してくれるようになります。

乗り気でないお客様との会話には「クローズ・クエスチョンをする」「先回りしたキーワードで答える」「クイズ形式で答えてもらう」方法が有効的です。

では詳しく見ていきましょう。

乗り気でないお客様との会話に有効的な3つの方法

1.クローズ・クエスチョンをする

第一回、第二回の記事でもクローズ・クエスチョンについてお話ししましたが、今回のタイプのお客様にはクローズ・クエスチョンがおすすめ。
基本的に「会話がめんどくさい」と思っているので、何通りもの答えができるオープン・クエスチョンより一通りの答えしかないクローズ・クエスチョンでテンポよく答えてもらいましょう。

2.先回りしたキーワードで答える

例えばお客様に出身地を質問したとしましょう。
「大阪だよ」との答えが返ってきたとき、よく答えがちなのが「大阪のどこですか?」という返しです。
ですが、この質問だと「それ聞いてどうするの?」とか「言っても知らないところ」と会話をぶった切られる可能性もあります。

なので「茨木市ですか?」とちょっと先回りしたキーワードで聞いてみましょう。
大阪といえば梅田や心斎橋などが観光名所ですが、できればメジャーなところから外れた、地元民は知っているけどマイナーなところを言ってみましょう。

多分お客様は出身地が当たっていなくても「なんで茨木市?」と気になってしまうはず。
そこでお客様が反応してくれればコミュニケーション成功です!

「おばあちゃんの家が茨木市でよく行ってるんです。」
「万博記念公園に太陽の塔を見に行きました。」
「通販で茨木市産のお米で作ったお酒を注文してます。」というように会話を続けていきましょう。

地元ネタや地方の食べ物の話は盛り上がるので、その土地のニュースや特産品などはチェックしておくと会話の幅が広がります。

3.クイズ形式で答えてもらう

中には出身地を聞いた時点で「大阪だよ」とすら答えてくれないお客様もいます。
ここまでくるともう頑張らなくていっか…と思ってしまいますが、最終手段として「ヒントください!」「ん~、海はありますか?」「北の方?南の方?」というように「クイズ」に無理やり持っていく技が使えます。

あきらめずに接客して心を開いてもらおう

心が折れてしまうことがあるかもしれませんが、無言で不機嫌な顔をするといった態度はNGです。
今回のお客様は「お金を払ってまで気を遣いたくない」「キャバクラはキャバ嬢をおだてないといけない」というイメージの人が多いので、あきらめずに話を振る必死な女の子に好感を持ってくれることも少なくありません。
また「話をつなげるのが苦手。でも必死になりたくない」という考えなので、基本的には前回の記事でお話ししたコミュ障のお客様と同じ分類です。
食いついてくれる話題は何かしらあると思うので、ネタの数はたくさん持っておきましょう。ただし、今回のお客様は広く浅い話題は嫌いだという傾向にあるので、深く話し込める話題が共通であれば話を振るようにしましょう。

キャバ嬢の会話ってこんなに楽しいんだ、気を遣わなくていいんだ、こんな自分のことも気を遣ってくれるんだ、と思わせることができれば合格です。